階段下のがらくた部屋

ハリー・ポッターの感想・考察から日々の雑事まで。だったのが色々あって将棋とか。

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観る将棋入門案内  

指す将棋の入門書はありますが、観る将棋の入門書というか、
つまり将棋のルールはわからないけどちょっと興味あるかも、な人が
気軽に読める・観られるものの案内があったらいいかな、と思いまして。

選出条件は
・私が読んだ(観た)ことがある
・将棋のルールがわからなくても大丈夫
・メディア不問で面白いもの

で、オススメ順にご紹介します。


『透明の棋士』 北野新太 著(エッセイ)
『プロフェッショナル 仕事の流儀 名人戦 森内俊之VS羽生善治 最強の二人、宿命の対決』 NHK制作(DVD)
『ニコニコ動画 将棋公式 タイトル戦プロモーションビデオ』 ドワンゴ(PV動画リスト)

『3月のライオン』 羽海野チカ 著(漫画)
『聖の青春』 大崎善生 著(ノンフィクション小説)
『羽生善治 闘う頭脳』 羽生善治・他 著(対談・エッセイ)
『泣き虫しょったんの奇跡 完全版<サラリーマンから将棋のプロへ> 』 瀬川晶司 著(自叙伝)

『将棋の子』 大崎善生 著(ノンフィクション小説)
『羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる』 梅田望夫 著(観戦記・エッセイ・対談)
『プロフェッショナル 仕事の流儀 棋士 羽生善治の仕事 直感は経験で磨く』 NHK制作(DVD)

『将棋の渡辺くん』 伊奈めぐみ 著(漫画)
『ものぐさ将棋観戦ブログ』 shogitygoo 著(ブログ)
『note』 宮戸川 著(ブログ)
『note』 マツモト マイ 著(ブログ)


以下それぞれ個別にご紹介。
どれかひとつでも、興味のあるものに出会えますように。



『透明の棋士』 北野新太 著(エッセイ)

将棋とまったく関わることなく生きてきた報知新聞の北野記者が、
将棋と出会っていまや「不可欠」と言うほどにのめりこんでいく。
とりわけ棋士たちの魅力がこれ以上ないくらい熱く語られたエッセイ集で、web連載での好評から書籍化したもの。

劇的な描写を求めるあまり少々客観性に欠けたきらいがなくもないですが、
将棋を全く知らない人でも「とにかく棋士って、将棋って素晴らしい!」ということを感じていただける一冊です。

元のweb連載は

『実録!ブンヤ日誌』
『いささか私的すぎる取材後記』

ですが、本に収録されたエントリーは現在ではweb上では読めないようになっているのが残念です。
記事内の写真も良かったですし、web上で読むのと本で読むのとは違うので、残しておいて欲しかったです…。


将棋、または羽生さんに言及のある記事を以下にリストアップします。
リンクのないものは書籍に収録されている記事です。(2016/5/13修正)


『実録!ブンヤ日誌』

第6回 羽生善治流カレーライスの食べ方(2010.04.19)
第35回 青春を奨励会に賭けて(2011.10.24)
第39回 神様への恋(2012.01.19)
第50回 実録ブンヤ日誌(2012.06.20)
第52回 若い棋士の肖像(2012.07.24)
・第56回 夢、遠くても(2012.09.19)
第58回 千日手の長い夜(2012.10.16)
・第60回 発端――生まれ来た理由(2012.11.20)
第68回 コンピューターと棋士(2013.03.18)

『いささか私的すぎる取材後記』

・第2回 棋士が棋士であるために(2013.04.24)
第5回 一発狙い(2013.06.06)
・第9回 真夏の超克(2013.08.21)
・第11回 涙する強さ(2013.09.18)
・第13回 星々の街(2013.10.07)
第15回 死闘の果て 群青の海(2013.10.20)
・第16回 after the fight 戦いの後で(2013.11.06)
・第18回 闘志について語るときに羽生の語ること(2013.12.04)
・第20回 羽生について語るときに渡辺の語ること(2014.01.12)
第21回 闘志について語るときに渡辺の語ること(2014.01.22)
第23回 神々の集う場所(2014.02.20)
・第25回 羽生について語るときに森内の語ること(2014.03.30)
・第26回 先駆者の訪問(2014.05.01)
・第27回 奪還 震える夜(2014.05.23)
第34回 羽生の一分、鳴り響く歌(2014.10.29)
第36回 彼の中の失われない部分(2014.12.12)
第39回 表現者(2015.04.07)
第41回 台風下の棋士(2015.07.10)
第43回 いささか私的すぎる取材日誌(2015.09.11)
第45回 賢者、そして勇者がいた一日(2015.11.13)
第50回 人工知能について語る時に羽生の語ること(2016.05.13)(2016/5/13追記)



『プロフェッショナル 仕事の流儀 名人戦 森内俊之VS羽生善治 最強の二人、宿命の対決』 NHK制作(DVD)

2008年の名人戦を密着取材したNHKの番組をDVDにしたもの。
DVDなので少々値が張ってオススメしづらいという理由から2番手に甘んじましたが
内容だけで選ぶならこちらを1位に推したい作品です。

10歳のころからライバル関係が続く森内名人羽生二冠の最高の舞台での戦い。
映像の説得力という強みがいかんなく発揮された素晴らしい作品です。
百聞は一見にしかずとはこのこと。
生身の人間が知力体力の限りを尽くして苦悶しながら戦う様が克明に描かれています。

将棋なんて動かないし、そんな映像観たって面白くないでしょ?と思う方、そのイメージが覆りますよ。



『ニコニコ動画 将棋公式 タイトル戦プロモーションビデオ』 ドワンゴ(PV動画リスト)
※ご視聴の際にはコメントオフ推奨

ニコニコ動画で中継された過去のタイトル戦のプロモーションビデオを私がリスト化したものです。
(1つだけチェスが紛れていますが…)
視聴にはログインする必要があるかもしれません。
タイトル戦他将棋関連の生放送がたびたびありますので、
これを機に登録されるのも良いのではないでしょうか。

ニコニコ動画 将棋公式チャンネル

プロモーションビデオだけあっていずれも映像の力が凝縮した素晴らしい動画です。
2012年度の名人位400年記念のシリーズがニコ生でタイトル戦を初めて完全生中継したのを皮切りに、
以降断続的にPVが作られましたが2014年度の王座戦を最後に
ドワンゴが主催する叡王戦・電王戦以外のPVは作られなくなりました。(タイトル戦中継は続いている)
また作って欲しいなあ…。
リスト中の動画を以下に列挙します。


・ネット初!完全生中継【将棋】第70期名人戦七番勝負PV


2012年度 第70期名人戦 森内名人vs羽生二冠。
名人位400年記念として大々的にPRした名人戦でした。
私が観る将棋ファンになるきっかけがこのPV。
「へ~、ニコ生で中継するんだ~。ちょっと見てみようかな」と思ってから4年たちました。


・将棋 第84期棋聖戦 羽生善治棋聖vs渡辺明竜王 PV


2013年度 第84期棋聖戦 羽生三冠vs渡辺竜王(三冠)
史上初三冠対決!ということで注目度が高かったシリーズ。
渡辺竜王が勝てば渡辺四冠、羽生二冠となり、世代交代のかかった大一番でした。


・将棋 第61期王座戦 羽生善治王座vs中村太地 PV


2013年度 第61期王座戦 羽生三冠vs中村六段
八王子将棋クラブの後輩である中村太地六段が、前年度の棋聖戦に続いて挑戦したシリーズ。
王座戦のPVというより中村六段のPVという感も。


・将棋 第26期竜王戦 渡辺明竜王vs森内俊之名人 PV


2013年度 第26期竜王戦 渡辺竜王vs森内名人。
渡辺竜王は竜王位獲得10期目のかかった、竜王vs名人という注目度の高いシリーズでした。
しかも9年前に竜王を奪った相手が誰あろう森内名人。9年越しのリベンジマッチ。


・将棋 第62期王座戦 羽生善治王座 vs 豊島将之七段 PV


2014年度 第62期王座戦 羽生名人(四冠)vs豊島七段
関西若手出世頭と目されて久しい豊島七段が満を持しての登場。
豊島七段が将棋を始めたきっかけが4歳の時に羽生名人らが特集された番組を見たからというエピソードが語られる良PV。


・2014.11.28 電王戦特別チェス対局:ガルリ・カスパロフ vs 羽生善治


こちらは番外編。
電王戦のプロモーションイベントの一環として催されたチェスのエキシビションマッチのPV。
トーナメントプロとしてはすでに引退したものの伝説とまで称される元世界チャンピオンのカスパロフ氏
チェスで日本トップレベルの羽生名人との夢の対戦でした。

つい先日現役トッププレイヤー相手にカスパロフさんが超早指しで対戦して
大活躍したというニュースを見ましたが、案外これがきっかけで
プレイヤー魂に再び火がついた…?のかもしれません。

実際の対局中継の録画もまだ観ることができます。

【電王戦特別企画】ガルリ・カスパロフ vs 羽生善治チェス対局




『3月のライオン』 羽海野チカ 著(漫画)

高校生とプロ棋士という二足のわらじをはく桐山零を主人公とした漫画。
一見ほんわか系の絵柄とは対照的な、シリアスな人間ドラマです。
プロ棋士が主人公なので将棋の描写が当然ありますが、ルールや将棋界事情などいっさい知らなくても問題ないです。
私が将棋に興味を持つきっかけとなった作品。

TVアニメ化・実写映画化が決定していて、そこからまた新たな将棋ファンが生まれることでしょう。

TVアニメ公式サイト
映画公式サイト



『聖の青春』 大崎善生 著(ノンフィクション小説)

29歳で夭折した天才棋士・村山聖(むらやまさとし)九段の生涯をつづったノンフィクション小説です。
「東の羽生、西の村山」と並び称される存在でしたが、幼少期から重い病気を背負い
文字どおり命がけで将棋を指した、激しくまばゆい一生の記録が刻まれています。

松山ケンイチさん主演で映画公開が予定されていて、公開されれば大きな話題になること必至。

映画公式サイト



『羽生善治 闘う頭脳』 羽生善治・他 著(対談・エッセイ)

羽生名人の若いころから現在に至るまでのエッセイや他の方が羽生さんのことを書いた文章、羽生さんと著名人との対談などを贅沢に集めた一冊です。
当初ムックとして発売されたものが文庫化されました。
非常に充実した内容で、ここ20年の間に変化(進化)していく羽生名人を文字で追うことができます。



『泣き虫しょったんの奇跡 完全版<サラリーマンから将棋のプロへ> 』 瀬川晶司 著(自叙伝)

一度はプロ棋士の夢を断たれてサラリーマンになったのちに、アマチュア大会で頭角を現したことで
異例のプロ編入試験を受けて見事夢をかなえた瀬川五段の自叙伝。
現在の三段リーグ編入試験・プロ編入試験の制度を設けるきっかけを作った方です。
将棋だけで純粋培養された棋士たちの集まる特異な世界というイメージを持たれることもある将棋界ですが
瀬川五段はサラリーマンを経験しているので、
そういう意味で非常にとっつきやすく読んでいただけるのではないかと思います。

瀬川晶司のシャララ日記(瀬川五段のブログ)



『将棋の子』 大崎善生 著(ノンフィクション小説)

『聖の青春』の作者によるもう一冊の将棋ノンフィクション小説。
プロとして輝かしく活躍する棋士たちがいる一方で、棋士になる夢に破れていったたくさんの若者たちがいます。
そういった若者の一人のその後にスポットをあてた作品です。
ノンフィクションであるということを信じたくないと思うような展開で、私は途中で読むのがつらくなったりしましたが
結果的には最後まで読んで良かったと思えた一冊です。



『羽生善治と現代 - だれにも見えない未来をつくる』 梅田望夫 著(観戦記・エッセイ・対談)

既存の二冊の本を一冊にまとめて編集・加筆した一冊。
著者の梅田望夫さんはシリコンバレー在住のIT系コンサルタントなどを生業とする事業家。
アメリカに住みつつも長年隠れた将棋ファンで、
「観る将棋ファン」という概念を打ち出した「観る将」のカリスマともいえる梅田さんが
羽生さんのタイトル戦をリアルタイムで追い、周辺の棋士に取材をし、対談して
「羽生善治」という存在を解析しようと試みた名著です。

盤側で観戦したり何度も対談を重ねたからこその描写と観察力と分析力を活かした考察が出色。



『プロフェッショナル 仕事の流儀 棋士 羽生善治の仕事 直感は経験で磨く』 NHK制作(DVD)

2006年に羽生さん個人にNHKが密着取材した番組のDVD。
ちょうど10年前ですから35歳当時の羽生さんのいろんな場面での様子が見られる貴重な映像です。



『将棋の渡辺くん』 伊奈めぐみ 著(漫画)

著者の伊奈めぐみさんは渡辺竜王の奥様で、以前から人気だったブログがきっかけで
いきなり漫画を連載することになり、それが単行本化されました。
ブログに垣間見えるセンスが漫画でも発揮されていて、とてもいい味を出しています。
渡辺竜王の飾らない(そしてちょっとずれた)日常がつづられるほのぼの漫画です。

妻の小言(伊奈めぐみさんのブログ)
渡辺明ブログ(渡辺竜王のブログ)


『ものぐさ将棋観戦ブログ』 shogitygoo 著(ブログ)

観る将棋ファンの間で巨匠と呼ばれているshogitygoo(しょうぎたいぐー)さんのブログ。(羽生名人ファン)
質の高い大変読み応えのある記事がたくさんあって、観る将棋ファン必見です。



『note』 宮戸川 著(ブログ)

noteというのはサービス名なので、ブログのタイトルは『○○のnote』ということになるでしょうか。
将棋ファン(三浦九段ファン)である宮戸川さんの文章がつづられたnote(ブログ)です。

将棋の内容にはいっさい触れていないし、目的を放棄することを目的としたような文章なのに
将棋と棋士の魅力がひしひしと伝わる、天才としか言いようのない記事が読めます。



『note』 マツモト マイ 著(ブログ)

将棋ファン(森内九段ファン)でかつライターであるマツモト マイさんのnote(ブログ)です。
こちらも将棋の内容には一切触れずに将棋と棋士への愛をあふれさせた文章が素敵。
第1期 将棋もも名人戦がオススメです。

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