階段下のがらくた部屋

ハリー・ポッターの感想・考察から日々の雑事まで。だったのが色々あって将棋とか。

see you again with smile (2009年10月25日01:00)  

今週始め、アマゾンで注文していた本が届きました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/1849382611/ref=ox_ya_oh_product

雨後の竹の子のごとく出ているマイケル関係の本にはまったく手が伸びずにいたのですが
これは欲しい、と思ったのです。
というのも今まで存在も著者のことも知らなかったんですけども
これは長年のマイケルのファンで、マイケルの友人でもあるAdrianという方の著書。
表紙にあるとおり ”Authorised by Michael Jackson"、つまり”マイケル公認”の本なのです。
死後に出版されたわけじゃなくて、前からあった本が以前から何度も改訂されてきたもの。
今回も新たな改訂の時期だったそうなのですが、
残念ながらこれが最後の改訂になるのでしょう。
マイケルが生まれてから兄弟たちと共にデビューし、スターになり、そして亡くなるまでを
ごく淡々と、そして丁寧に誠実につづった、1冊がそのままマイケルな本、です。

たとえばこんな(以下意訳)

”1963年秋
ゲイリーのガーネット小学校の幼稚舎に通い始めたマイケルは、5歳の時に学校の演劇で「サウンドオブミュージック」の「Clime Every Mountain」をアカペラで歌った。マイケルの感情のこもった歌声は、担任の先生や母親の涙を誘った。これがマイケルが公衆の前でパフォーマンスを披露した最初。
これから間もなくして、マイケルはジャーメインに代わって兄弟バンドのリードボーカルを任されるようになった。”

まだパラパラとしか見ていませんけど、見たことのない写真も沢山載っているし
知らないこともいっぱいだし、ところどころにマイケルの言葉も引用されてたりして
なんだか、マイケルの(普通の写真の)アルバムを見ているような感覚です。

不思議に懐かしいような感覚で斜め読みしていると
smileの”幻のシングルジャケット”が載っていて、目を惹かれました。

写真smile.jpg

映画『モダン・タイムス』のラストに出てくる、チャップリンの作曲した『smile』です。
若い頃からチャップリンを敬愛していたマイケルは、1995年のアルバム『HIStory』に
この『smile』のカバー曲を収録しました。
元の映画はもちろん超有名だし、他の人にもカバーされてるし、
ちょっと前のCMでも流れていたりしたから、聴けばたいていの人は知っている名曲。
でも私にはマイケルの『smile』が特別です。

何年か前に辛かった時期、泣きながらこの曲を聴いてました。
マイケルが亡くなって、会社でラジオからエンドレスに流れてくるマイケルの曲が聞こえても
努めて平静を保っていた私が、唯一、一度だけこの曲が流れてきた時、
たまらず涙が流れそうになりました。
『Gone too soon』とかでも平気だったのになあ。
マイケルのオリジナル曲じゃないためか、幸い一度しかかからなかったのは助かりました。

それで、この幻のジャケットを見て、今までずっと自分では聴くのをためらっていたのが
初めて「聴きたい」と思うようになったんです。
曲はやっぱり『smile』で。



夜中に一人で泣きました。
それまでずっと見ないようにしていた
”もうマイケルはこの世にいない”という逃れようのない事実に
容赦なく襲われました。
それでも何度も『smile』を繰り返し聴いて、落ち着いてきて。

だってこの曲、「微笑もう、そうすれば生きて希望を見出せるよ」という趣旨の歌なんです。
ずっと泣いてなんていられない。
そう思って他の曲を聴きだして、そうしたら、もう涙は出ませんでした。
マイケルの曲を聴いたらかえって悲しくなるなんて、どうして思ってたんだろう?
現実と向き合うのは辛いことだけど、マイケルの曲を聴いて元気が出ないなんてありえない。
だって私はずっとマイケルの曲と一緒に生きてきたんですからね。
そうしたら、もう他の全部の曲が聴きたくてたまらなくなりました。
今まで聴かなかった数ヶ月を取り戻すかのように、聴いてます。

人の心を揺さぶる。勇気付ける。元気付ける。
それが芸術の存在意義だし、
そういった作品を生み出せる人は、本当にすばらしいと思う。
私は昔も今も、これからもマイケルを芸術家として心から尊敬しています。

マイケル
今までありがとう
おつかれさま

さようなら
スポンサーサイト

category: マイケル

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://greeny.blog7.fc2.com/tb.php/348-5e64bde1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)