階段下のがらくた部屋

ハリー・ポッターの感想・考察から日々の雑事まで。だったのが色々あって将棋とか。

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第7回朝日杯将棋オープン 準決勝・決勝  

東京に数十年ぶりという記録的な大雪が降った日、朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝を現地観戦に行ってきました。
この朝日杯の準決勝と決勝は公開対局で行われる数少ない公式戦で、
しかもものすごーく近距離で観戦できるのです。
対局者との距離、最短で2mといったところ。激近です。つぶやきもため息も聞こえます。
朝から雪が降り始めていましたが気合を入れて早起きしました。

その感想というか、見ながら思ってたことをいつもどおりダラダラと書きます。

■準決勝 (棋譜中継

朝日杯

ベストポジションの席確保(*^^*)
(※対局中はカメラ、携帯電話等電子機器の使用は不可、私語も禁止です)

対局者が入場されて、部屋の中が張り詰めた空気になる。
あれ?羽生さんの足元がかわいらしい。
靴、スニーカーかな??(スノーブーツでした)
さすが合理的。雪に革靴なんて滑って転んじゃいますよね。靴も傷むし。

初生豊島七段、若い…。
豊島先生も革靴じゃなかったような気が(記憶がおぼろげ)

今回は飲み物の用意はないのですね。
前回ペットボトル2本くらいとグラスが置かれていて、
対局開始前に羽生さんが何度も執拗に位置を直していたのが印象的でした。
羽生さんて気にしないことは徹底的に気にしないけど、気にすることは徹底的に気にしますよね…。

豊島七段はテーブルにハンドタオルとポケットティッシュの鼻セレブ(うさぎ)を。かわいい。

羽生さんはポケットをごそごそして何か取り出したかと思いきやすぐにしまって、
いつものメガネふきふきはありませんでした。眼鏡ふきポケットに入ってなかったのかな??

対局開始。
豊島七段ノータイムノータイム。
羽生さんがマイペースで指して、記録係がチェスクロックを押した瞬間もう指してる。
しかし指し方が、ぺちんって感じでなにやらかわいらしい。

さっさと進んで矢倉~そして△7四歩~△5三銀右で急戦へ。
ここで豊島七段が少し止まって、そして王将リーグの時と同じ▲5七銀。
自戦解説で羽生さんはこの手について「角が使いにくいが手厚い印象の手。」とコメントされてた。

羽生さんが雁木に組んで、王将リーグと同じように進むのかな?と思ったけど、途中から変わった模様。
ただし正確にどこで変わったのかはわからず。
王将リーグでは豊島七段は▲4六歩を突いていたような気がするけど、それがなかったような。
それで羽生さんが△4四歩~△4三銀と自戦解説で「こうなると後手は上部に手厚い」と言っていたカタチになった気がした。
さらにその自戦解説で「後手は角を△3三角~△5一角~△8四角と転回したいんですけど、この本譜はそれが間に合わないんですよ。
間に合わないどころか角を転回したことがここでもう祟ってしまっているという(だから断念した)」というお話だったのですが、
今回は角をドンドンドンッと△8四まで転回しましたね。

けど、先手だけ矢倉に組まれちゃった…さらに穴熊ー!!
がっちり組まれちゃまずいからここで仕掛けるのかな?
とやはり仕掛けましたね、開戦!

△6五歩から角交換になって、羽生さんの考慮中に
「うーん、△3九角打っても▲5八飛回られてダメだよねえ…」とか思ってたら△3九角!
∑ええええ!
当然▲5八飛に、△5七角成!!角切った!!!
相手穴熊で後手は雁木。穴熊に囲ってるほうが堅さにまかせての暴力に出ることはあっても、逆って!!!

で、△6六歩に豊島七段がしばらく考えて▲8四角。桂馬が跳ねると角が飛車に直射するうえ、△6六歩も狙ってる。
どうするんだろう…△6七金かなあ??と思ってたらかまわず△6五桂。跳ねちゃった。
そうかでもこれなら飛車取られても両取りが残るのかー。

△8六歩のあと羽生さんは1分将棋。
先手の豊島七段はあと15分ほど残してて、ノータイムでビシビシ指す。

飛車が狭くなったあたり後手がツラいのかなあ…と思ってましたが
2筋の歩を払ったあたりでなんとなく、ふっと気分が軽くなったように感じました。
▲8五角がそれたことでさらに景色が違って見えたような。

最終盤の豊島七段の自陣に駒を打ち付ける粘りはすごかったですが、
自分が指してるならともかく、羽生さんなのだからきっちり詰まされるだろうと。
どうやって詰ますんだろうと見ていたら、鮮やかでした。

羽生さんはいつも動きが激しめですが、この日の豊島戦は特にいつも以上に動きが激しかったです。
突然思いっきり身をそらしたり、そばで見ててビックリします(笑)

王将リーグの時とこれで2回目ですが、雁木で勝ってるの、羽生さん以外に見たことないです…しかもこの日は穴熊相手…。
持ち時間40分のチェスクロック方式なのに、実に2時間半!1時間以上も秒読みで指し続けてたんですね…ひえー…。
午後の決勝は14時半から。お昼を食べたらすぐですね。私も急いでお昼を食べました。

決勝の相手はどうやら渡辺二冠のようです。


■決勝 (棋譜中継

決勝戦の席は羽生さんの表情はとてもよく見えるけど盤面がわからない…。
後手陣はかろうじてなんとなくわかるものの、先手陣が見えない。
たまに渡辺二冠が体を引いたときに駒の配置がわかるだけ。
大きさで大駒と小駒、底に文字のある玉だけが判別がつく…という程度。
大盤もチェスクロックも見えないし、持ち駒も時々後手の駒台が見えるだけなので
あとは想像で補うしかありません(^^;


対局者が席についてお辞儀して、羽生さんが駒箱を開ける…!
今現在羽生さんのほうが序列が上ですからね…!!!
渡辺二冠は足元にペットボトルを置いていました。
スポンサーへの配慮か、飲み物のラベルは剥がされていた。中身は多分お茶。

並べ終わって羽生さんがメガネふきふき。
白地にパステルカラーのモールス信号みたいな謎の柄のメガネ拭き。

初手▲2六歩でちょっとびっくり。(準決勝森内渡辺戦の棋譜見てなかった)。
で後手の羽生さんが△3四歩と応じて横歩取りへ。

羽生さんが△7二銀。珍しいなあ。
先手は▲6八玉のようだから、王座戦の時の形に似てるのかな…?などと序盤はぼんやり。

▲4六歩が珍しいような。▲3六歩は見るけど。▲4六歩でも△8六歩とするのかなあ…あ、そうなった。
でも△5二玉だからコビンが開いて…どうなんだろう…
あ、△2四歩打った。
羽生さんはやっぱり△2三銀から飛車交換を挑む展開はやらないのですねー。

あ、飛車ぶつけた。そして拒否された。
…飛車が狭い気が…
飛車狭い狭い(>_<;

▲4四歩なんかこれまずい気が…
あれ、飛車香両取りかかった。
飛車を逃げて…ええと、1一の香がタダですけど…!!!
渡辺二冠考えている…1一香ダタだよね…?
あ、やっぱり▲1一角成。ですよねー。
そしてえーと銀下がって馬にぶつけて、同馬同金に、3二に何か打たれて飛車逃げて、
2三の金を取られたということは打たれたのは銀か。あれ…角と金銀香の三枚替え!?
え?私何か勘違いしてる??
いやでも、三枚替えだよね…しかも3三の桂馬も取られそうで…えええ大丈夫なんですか!?(>_<;;

うーんうーん、とても大丈夫そうに思えないんだけど、羽生さんは苦しそうな表情では全然ないなあ…
△5五角打で馬作って香は取り返せるのか。
それでも二枚替えで自陣に成銀がいて桂馬も取られそうなんですけど…!!!
でも先手陣は…7七は開いてるけど7八金7九銀が壁になりそうなのかな。

あれ、飛車切った!?!?4八にいた先手の駒、なんだっけ…(飛車交換でした)

▲3二飛の王手に△7一玉と逃げて、ああ、桂馬取られた。

で△3一歩!これは…飛車の位置を変えさせようというアレなのかな。
そしてさらに△4一歩!

あ、馬を自陣に引きつけて成銀取れた。駒割はこれで、ええと、角と金桂交換?。ちょっと縮まった?
だけど、後手陣めちゃくちゃ怖いんですが…(汗)

あっ8三に何か打たれた!桂馬かな…?挟撃イヤ(>_<;;
玉逃げて9一香を取られたからやっぱり桂馬だ。うわー左右に敵の駒が…
うーんでも、羽生さんは苦しそうな表情じゃないなあ全然…。

△3九飛。おおー反撃っ7筋の金銀があるから横からの攻めに弱そう。
さっきのは飛車交換だったのか。

あ、でも底歩打たれた…

△4三になに打ったんだろう?
先手も▲6六に何か打った…
で、銀を龍に当てて…後手陣めちゃめちゃ怖いんですけど…
羽生さん苦しそうどころか優勢…というか勝ちを意識してそうな顔に見える…

二人ともほぼ同時に時間がなくなって、あ、6六に打ったのは香車だったのか。
同玉。羽生さん自信ありそうな表情。手、震えてる…
龍を銀で取って…
▲6六に打ったのは桂馬??
そして同馬!!!馬切った!!!

渡辺二冠、背中が丸まって落ち着きがなくなってきたような。

羽生さんの目が…!これは、読み切っているように見える…!!!
渡辺二冠が足元に置いていたペットボトルを飲んだ…。

うおー!勝った…!!!!どうなってるのー!!!
そしてすぐさま始まる口頭感想戦!
観客は静まりつつも興奮と動揺でざわざわ。
対局者が大盤解説場に移動してどよどよ。

普通2枚替えでも駒得と言われるのに、3枚替えですよ!?
なんであれで勝っちゃうんだろう…??
その後すぐ自分も大盤解説会場に向かって簡単な感想を聞きましたが
本当に一言二言で、さっぱりわかりませんでした(終局直後ですしね…)

それにしても素晴らしい対局をもうすぐ目の前で観ることができて、
本当に幸せな充実した一日でした!!(*´▽`*)
(帰り大変だったけど(笑))
それと将棋に興味を持ち始めてもう少しで2年。
解説なくてもなんとなく程度にはわかるようになっているのだなあ…と、それもちょっとうれしかったです。
でもなにより生で羽生さんの真剣勝負の様子を観戦できて、本当にシアワセ(*´ω`*)

羽生三冠、優勝おめでとうございます!!!!
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