階段下のがらくた部屋

ハリー・ポッターの感想・考察から日々の雑事まで。だったのが色々あって将棋とか。

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『ハチミツとクローバー』  

漫画カテゴリを作っておきながら1件も書いてませんでした。
漫画だけ独立させずに見聞録に含めようかとも思ったのですが
やっぱり漫画は漫画で。ええ、漫画大好き人間ですよ。憚りませんよ。

そんな漫画好きな私でも、唯一どうしても苦手観がぬぐえないのが少女漫画。
比較研究や分類統計以外で無闇にものごとを分類分けするのは無意味なことだと
常日頃思っている(自分の無節操さを正当化してるだけとも)私ですが、
どーしても、この、少女漫画というヤツらは、私にとっての鬼門のようです。

が、こちら(マンガがあればいーのだ)の紹介文で興味をそそられ、買ってみたのがこの漫画。


羽海野 チカ / 集英社(2002/08/19)
Amazonランキング:395位
Amazonおすすめ度:




「美大ラブコメ」。気になるじゃないですか(え、ならない?)
とりあえず1巻を読んでみたら、面白いじゃないですか。
ていうか、美大生の生態をよく表現していらっしゃる…!(笑)
貧乏で肉に飢えてるところとか。
ていうか。この物語の舞台である”浜美”、どーみても私の母校なんですが!(笑)
学校裏に広がる畑(サトイモ畑だったかどうかは覚えてませんけど)とか、
正門~1号館(向きが現実とは変更してありますが)とか、
1巻だけでも「ココは絶対にM美だ」ということが確信できます。
以降の巻でも頻繁に出現するのが7号館、それに4号館5号館や
図書館裏の半円形の段になった場所(学生じゃないとわからない話題だ…)など、私の知っている場所目白押し。
特に7巻で山田さんなる女性が森田さんを巴投げして吹っ飛ばした場所は
4号館の一番奥。
…そこから落ちると現実には、隣の某大学校の焼却炉のあたりです…!!
(もしくは寮のあたり?)

そして最近深夜アニメが放映されているのですが(1話だけ見た)、
やはりM美でロケというか取材をしたようですよ。
MAUハチクロ応援ブログ
見つかるのがイヤだからトラバはしないけど、リンクはしてしまえ。とはいえちょっとビクビク。
ちなみに出来たばかりだという13号館の写真も載ってます。
『ハチクロ』には登場してませんけど。

まあそんな内容と直接関係ない話はさておき(笑)
話も面白いです。
美大生の青臭い苦悩っぷりがこれでもか、という感じで描かれてます。
というか私も高いところから客観的に「ハハハ…青いなあ」と笑ってられる立場にないので、
ある意味読んでて相当イタイです(爆)
そんなわけでかなり美大生の実態に迫っている、と証言します(笑)

ただ、私が少女漫画を敬遠する理由のひとつである
ご都合主義の横行…といいますか、リアルさに欠ける部分もあるにはあるのが事実。
とはいえこれは実際の美大を知っているからなのかもしれませんし、
そうじゃないのかもしれません。わかりません。

えー、どういう点が現実とかけ離れているかというと
まず、教授陣がのきなみ枯れたじいさんたちであるという点。
…それとも世間一般の”教授観”てこんな感じなんでしょうか?(汗)
他の分野のことはよく知りませんが、大学教授ってのは小中高の教諭とは全く異なるもので、
学生に教えることだけが仕事なのではありません。
”その道の第一線で活躍している現役の人”です。
自分の研究…美大なら自分の作家活動が主体で、その傍ら(といては語弊があるかもしれませんが)学生に教えている、という感じ。
もちろん毎日大学になんて来ませんし、よーーーっぽどのことがなければ特定の学生に執着するようなことはありません。
それに、学生がチャンスをふいにしようとしているのを知っても、
「ズルイわよ」なんて泣き喚くような人もありえません(苦笑)
…なんていうか、うまく言えませんが、そんな人は少なくとも”その道の第一線”にはいないと思います。

もう1点。というか上の件にかぶりますが、花本先生のような人の存在もありえません。
彼は建築科の助教授…?のようですが、一体なんの専門なのか不明です。
毎日大学にいるようですし。
しかもあの年で建築科の助教授って。
上述したように、教授職に就く人は”その道の第一線で活躍中の人たち”です。
もちろん助教授もそれに準じる人です。
花本先生は大学で教える以外に何もしていないように見えるし、
あの年で建築の世界で助教授になれるほどの実績をあげているって、あり得ませんよね。

あまつさえ、彼は自分で”自分には才能がなかったら学校に残って教師になる道を選んだ”とか言ってます。
いやいやいやいやいやいや、それ、あり得ませんから!!(^_^;
そんな人がこれからプロを目指そうっていう学生に何を教えられるんですか。
大学で働いている人がこの漫画を読んだら、ひどく不本意に思うでしょうね(苦笑)

花本先生に関しては、
”自分では上手いと思ってたけど大学入ってみたら、もっと上手い人ばかりでショックだった”
とかも言ってますけど、これも…(苦笑)
そんな人、試験受かりませんから!!(^^;
大学行く前に自分の実力は予備校で思い知るはずです。たとえ建築科でも。
あ、あと、重箱の隅をつつくようで申し訳ないんですけど(今更…)、
色彩学を履修しても、別に色の名前は覚えません(笑)
少なくとも私が履修した色彩学は、色彩が人間に及ぼす効果や影響、人間の反応などを学ぶ学問でした。

でもまあ、気になるのはこの辺の大学の体制に関しての描写だけで、
その他はホントに、美大生の生態そのまんまです。
科も違ってサークルもやってなさそうなのに、
山田と真山がどこで知り合ったのかという疑問もありますが、ホントにそれくらいです(笑)

美大に興味なくても青春ヤロウどもを満喫できて、面白いです。是非。
そして美大に興味ある人には、「美大生の生活ってこんな感じ」というテキストにも。
それが原因で美大受験を取りやめることになっても、私は責任負いません(笑)
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category: 漫画

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コメント

リンクありがとうございます。

ムサビコムのえいびっとと申します。
ハチクロ応援ブログにリンク、ありがとうございます。
見つけてしまいました(笑)

そうなんです。
花本先生みたいな人っていないんですよね。
「花本研究室」みたいな場所もないし。

一体、はぐちゃんと花本先生は何を専攻してる人たちなんだろう。

URL | えいびっと #mQop/nM.
2005/07/22 04:33 | edit

はぅあ! ∑゜□゜;;

こ、こここ、コメントありがとうございます(苦笑)
やはりリンクは危険でしたね…(--;

ハチクロって、建物はもちろんそうなんですけど
漫画全体の雰囲気もなんだかムサビっぽくて、懐かしさ満点です。
時々アヒルを追いかけて癒されたことを思い出します(笑)

はぐちゃんはホントに専攻が謎ですよね。
彼女はアトリエで制作しないんでしょうか?(^^;

URL | みどり #-
2005/07/22 21:53 | edit

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